脅威の的中率で安定勝利!ワイドで勝つコツを5項目で解説

券種別

競馬好きで良く馬券を購入しているという人の中でも、ワイドという券種があるという事を知らない人も多いでしょう。もしかしたらワイドで一度も購入した経験がない人もいるかもしれません。

それ位、ワイドはマイナーな券種であり、馬券毎の売上でも下位に低迷しています。

ワイドが売上で低迷している理由は配当が低いからです。しかし、その変わりに高い的中率を誇りますので、回収率を上げる事はもちろんですし、初心者の方は競馬の楽しさを確認する事が出来ます。

この記事ではワイドで回収率を上げる為のコツについて紹介していきたいと思います。ワイドは人気が薄い券種ではありますが、しっかりとコツを抑えていけば勝つ事が出来ますし、もちろん儲ける事も出来ちゃうんですよ!

そもそもワイドって何?

JRAで初めてワイドという券種の発売が開始されたのは1999年。それから2000年代に入り、3連単や3連複などの券種が発売されるようになり、馬券の多様化が始まっていきました。つまり、ワイドは馬券多様化の先駆け的存在であるという事になります。

そんなワイドとは一体どんな馬券なのでしょうか。まずはワイドの基本的な情報から紹介していきたいと思います。

3着以内に入る馬を2頭当てる

ワイドの的中条件は3着以内に入る馬を2頭的中させるというもの。順不同で良いので、あらゆる馬券の中でもかなり当てやすい部類に入ると思います。

最も似ている券種は複勝。複勝は3着以内に入る馬を1頭当てるというものですが、それよりは難しくなっていますのでオッズは複勝に比べると少々高くなっています。

複勝はオッズが高くなる事はほとんどない応援馬券の意味合いが強い券種ですが、ワイドは着順によっては大きな配当がつく事があります。3着以内に2頭なので、1点賭けや2点賭けに大きく張るケースが多く、1万円や2万円の1点賭けなどが一般的です。

圧倒的な的中率の高さ

ワイドの特徴は何と言っても的中率の高さです。的中率が低くなればなる程オッズは高くなっていきますので、3連単や3連複と比較すると配当は低いですが、比にならない程の高い確率でワイドであれば的中させる事が可能です。

ワイドが当たる確率は全馬券の中で4番目です。最も当たりやすいのは3着以内に入る1頭を当てる複勝。次に枠連で次は単勝でその次に当たりやすいのがワイドとなっています。

ただ、圧倒的に的中率が高いワイドですが、購入点数を多くしてしまうとガミってしまう事も多いのでその点は注意が必要です。圧倒的な的中率と引き換えにオッズは低いという事を理解しましょう。

DAIGOのワイドに注目

ワイド好きの有名人と言えば、フジテレビで競馬中継のMCを行っているDAIGOさんが有名。DAIGOさんの馬券予想は全てがワイドで、DAIGOのワイドとして毎回予想を提供しています。

マイナー券種であるワイドがここまで有名になった理由の一つにDAIGOさんの存在がある事は否めないと言っても過言ではない位に大きな影響を与えています。

ちなみに2019年の成績は50戦14勝でマイナス19万6000円という結果になっていました。最も大きなワイドを当てたのはAJCCの10.6倍で払戻しは31800円となっています。

毎回ワイド2点買いを行っているDAIGOさん。ワイドの購入方法についてはかなり詳しい玄人なので、DAIGOさんのワイド予想を参考にしてみるというのも良いかもしれませんね!

ワイドで回収率を上げる為のコツを紹介!

さて、ここまではワイド馬券の特徴などを紹介してきましたが、ここからはワイドで回収率を上げる為のコツを紹介していきましょう。どのような買い方をすれば、配当が少ないワイドで大きな利益を上げる事が出来るのか。コツを抑えておくと勝てますよ!

上位人気馬と下位人気馬を組み合わせる

ワイドで稼ぎたいのではなく、ワイドで当てたいのであれば上位人気馬だけを購入していれば大抵当たります。1番人気から3番人気の馬は3着以内に入る確率がかなり高いので、上位人気馬だけを組み合わせていけばかなり高い確率で馬券は的中します。

しかし、ここで問題は上位人気馬だけをワイドで購入すると、配当が全くつかないという問題点です。2点買いとかにして1点あたりの購入額を1万円以上にすればそれなりの配当を得る事は出来ますが外した時のリスクも大きいのであまりオススメはできません。

オススメの買い方は上位人気馬と下位人気馬を組み合わせた買い方です。これであれば荒れた時にオッズもある程度つきますし、上位人気馬を抑えて置く事で的中率もそれなりに高い数値を維持する事が出来ます。馬券を購入する時は、的中確率だけでなく回収率もしっかりと抑えておかないとガミってしまったり、当たったのに損をするというケースもありますからね。

馬連で勝つコツは、上位人気馬で3着以内に入るであろう固い馬を見つける事と、下位人気馬の中でこの馬はワンチャンありそうな馬を見つける事です。上位と下位、この2頭が組み合わさった時に大きな利益を上げる配当を得る事が出来るようになります。

単勝オッズ1桁台の馬が多いレースは避ける

人気馬同士の決着が最もワイドがおいしくないレースです。単勝オッズが低いという事はそれだけワイドのオッズも低いという事になりますので、上位人気馬と下位馬のオッズがはっきりと分かれているレースはおいしくないので避けるのが無難です。

もちろん、そういうレースをあえて狙って荒れた展開を予想するのも良いのですが、最初のうちは絶対に荒れるレースを予想する事など出来ませんので、具体的には1桁台のオッズの馬が5頭以上いるようなレースは避ける方が良いでしょう。

1桁台オッズの馬が5頭以上いるレースは実力馬の実力が拮抗しているという証拠であり、下位馬との差が歴然であるという証拠に他なりません。つまり、人気馬が上位を独占するケースがとても多いのでワイドのオッズが極端に少なくなってしまうんです。

そうなる事を避ける為に、1桁台のオッズの馬が多くいるレースは最初から参加しない方が良いのです。

1点か2点買いで勝負をする

普段3連単などを購入している方は驚いてしまうかもしれませんが、基本的にワイドは1点か2点で勝負するのが良いです。ワイドは先ほども言った通り、安い金額を多く購入してしまうと、勝負に勝って賭けで負けるという現象が起こります。通称ガミったというものですけども、そうならないように、1点か2点勝負にする事で、その分その点数に大きく貼ることが出来ます。

例えばワイドのオッズが4倍だったとします。1000円賭けていた場合は4000円の配当になりますので勝ちは3000円だけですが、10000円賭けていれば40000円になり勝ちは30000円です。これだけ勝てれば十分ですよね。

ワイドで買い目の点数を多くしてしまうとガミってしまう危険性が非常に高いので、少ない点数で厚く購入する事を心がけましょう。1点か2点まで絞ることをオススメします。

回収率を上げる為に穴から流す方法もある

ワイドで大きく勝つ為には穴馬を見つける事が大切です。人気馬ばかりを選んだワイドでは全く配当がつきませんが、3着に穴馬が入ればワイドでも大きな配当になる事があります。そういった万が一の大穴馬券を狙う為にも、常に穴を見つける事を心がけましょう。

ワイドのいい所は3着以内に入ればいいという点。10番台の人気馬が1着になる事は相当難しいですが、3着に入る事は結構あります。1着を当てないといけない馬券では旨味がありませんが、ワイドであれば人気が薄い馬が3着に入るだけで大きな利益になりますので、そういったワンチャンありそうな馬を見つける事が大切。

穴馬から流してワイドを購入していくという人も多く、そういった時も本命となる相手馬はきちんと抑えておきましょうね。

買い目を増やすならフォーメーション

ガミる可能性があるワイドでは極力買い目の点数を減らしていく事が大切ですが、それでもどうしても買い目の点数を増やしたいという場合はフォーメーションを使いましょう。よほどの予想力がない限りは1点買いや2点買いで的中させることは難しいので、最初は練習の意味も込めて、フォーメーションで購入してみるのが良いかもしれませんね。

当てるコツとしては人気馬から穴馬5頭に流すというもので、人気馬を必ず抑えておき、後は3着以内に入りそうな相手馬を見つけるというもの。人気馬が必ず入るワイドになりますので配当はそこまで期待できないものの、当たる確率はかなり高くなります。

フォーメーションで購入しつつ配当も上げたいという方は、穴馬を軸にしてソコソコの人気の馬を流していくという方法がオススメ。これなら多少荒れた展開になれば大きな配当になる事が多いですが、1番人気の馬がそのまま人気通りにきたら外れてしまうというリスクもあります。

どちらが良いかは予想力次第ですが、フォーメーションを使ってワイドの予想をする人も多いので、最初はオススメですよ!

まとめ

DAIGOのワイドで有名なワイド馬券の特徴や勝ち方のコツについて紹介してきましたが参考になりましたか?

3着に入る馬を2頭順不同で当てると聞くと、普段3連単ばかりやっている人からすると簡単なように思いますが、難しいです。競馬はギャンブルですから思っていた馬がこないという事は頻繁にありますし、さらにワイドで難しいのは、配当が低くてガミってしまう危険性が非常に高いという点です。

買い目を増やすのではなく、絞りに絞って厚く張るのが勝つ為の最善の方法かと思います。フォーメーションもオススメですが、長くワイドで馬券を買って行くのであれば、1点賭けや2点賭けが出来る位に予想を絞れるようにしましょう。

ワイドは人気がないという事はそれだけライバルもいないという事。3連単とは違う魅力があるワイドを皆さんも使ってみましょうね!