ゾロ目を狙え!枠連で賢く稼ぐ為の3つのコツを極秘伝授!

券種別

競馬好きの方で長年馬券を購入しているという人の中でも、枠連を一度も購入した事がないという人は多いと思います。

馬連・馬単・3連複に3連単などが次々と新しい券種として誕生した事で、枠連は影を潜めている券種であると言えます。実は25年以上前の馬単などがない時代は、枠連が主流の買い方だったので、往年の競馬ファンの中では未だに枠連に拘って購入している人も多くいるんですよ。

この記事では、枠連って何?本当に勝てるの?勝つコツは?この疑問を解決していきたいと思います。そもそも枠連自体を全く知らないという方も多いと思いますので、初心者にも分かりやすく解説していきますね!

そもそも枠連とは

数多くの券種がある競馬ですが、その中でも枠連は最もマイナーな券種と言っても過言ではありません。

大きく勝ちたいなら夢のある3連単。固く勝ちたいなら単勝や複勝、馬連や3連複などもありますので、枠連をわざわざ選んで購入する人は少なくなってしまったというのが現状です。

そもそも枠連とは何か。どういう馬券なのかという事を知らない人もいるかと思いますので、まずはその点について紹介していきたいと思います。

的中枠を当てる馬券

競馬を見てみて「1枠1番から順調なスタートです」であるとか、「3枠6番にゲートイン」みたいな解説を聞いた事はありますよね。競馬のレースには馬がゼッケンを背負う馬番と、それぞれに割り当てられた枠番というものがあります。

  • 1枠(1番2番)⇒白
  • 2枠(3番4番)⇒黒
  • 3枠(5番6番)⇒赤
  • 4枠(7番8番)⇒青
  • 5枠(9番10番)⇒黄
  • 6枠(11番12番)⇒緑
  • 7枠(13番14番15番)⇒オレンジ
  • 8枠(16番17番18番)⇒ピンク

このように枠で番号が割り振られており、それぞれで騎手が被る帽子の色が変化していくという訳です。つまり、競馬に詳しい人がレースを見ていれば、今トップにいる騎手が何枠の馬であるかというのは帽子の色を見るだけで判断する事が出来るという訳ですね。

枠連とは、競走馬が入っている枠を当てる馬券です。例えば、あるレースでの着順が1-9-5だとします。1番は1枠、9番は5枠、5番は3枠なので、この場合の的中枠連は1と5と3です。

この場合は、1-5、1-3、3-5のいずれかの枠連を購入していれば的中という事になります。

枠連を購入する時は絶対に帽子の色を覚えておきましょう。最低限自分の購入した枠の色だけでも覚えておくとレースを存分に楽しむ事が出来ると思います。

馬連との違いは買い目点数の違い

枠連を買うなら馬連で良いのでは?という疑問は良くあります。確かに枠連で購入できる買い目は馬連でも買えます。枠連は枠で馬を決めるのに対し、馬連は番号で馬を個別で選択する事が出来ますので、枠連よりも更に細かい予想が出来る事でしょう。

馬連と枠連の最大の違いは、買い目点数の違いです。

18頭立てのフルゲートでのレースの場合、枠連はそれでも全ての点数の合計が36通りですが、馬連だと全ての馬の番号が対象になりますので、買い目点数の合計は153通りになります。36通りと153通りではどちらが的中率が高いかは火を見るより明らかですよね。

もちろん枠連よりも馬連の方が的中させることが難しい分、的中した後のオッズは高くなります。これはどちらを取るかは人それぞれの好みの問題にもなってきますね。確率から言っても、確実に当てやすいのは圧倒的に枠連であると断言できます。

出走取消の独自ルール

馬は生き物ですからレース直前に体調が悪くなれば出走できませんし、それ以外にも何かしらのトラブルが原因でレース直前に出走できなくなってしまう事があります。

単勝や3連単など、一般的な馬券の場合、出走できなかった馬を購入していれば返還されます。出走取消が発生すると、購入金額の全てが返還されるという仕組みになっています。

しかし枠連はそうではありません。あくまで枠で購入している訳ですから、出走できなくなってしまった馬がいたとしても、その枠にはまだ出走する馬がいます。枠連の形が成立している以上、出走取消の馬が出たとしても枠連はそのまま返還されずに有効になってしまうという訳です。

枠連の基本的な考え方は2頭+2頭の馬連です。出走取消で1頭がいなくなったとしても『2頭+1頭の馬連』に変わるだけなので、枠連としての効力が有効である以上、返還ルールは適用されないという訳です。

これは枠連独自のルールになりますので、枠連に興味があり購入してみようかなと考えている方は絶対に覚えておきましょうね。

枠連を当てる為のコツを伝授!

独自のルールがあり、馬連と似たような馬券でありながら実は全く違う枠連。一昔前の主流馬券でしたが、最近は馬単や3連単などが主流となっていますので、購入する人は少なくなっています。

それでも枠連は、しっかりと当て方のコツを知っていれば強い武器になる券種です。枠連を効率よく当てる為のコツについて以下の項目で紹介していきます。

ゾロ目を狙う

ゾロ目とは枠連の専門用語で、簡単に説明すると同じ番号の馬が1着2着に来る事を指します。例えば1枠の馬の番号は1番と2番ですよね。この1番と2番の馬が1着と2着だった場合、どちらも1枠の馬になります。これをゾロ目と言います。

馬連と枠連は全く同じ買い目で購入する事が出来ますが、このゾロ目を狙う事で、馬連よりも高いオッズで馬券を購入する事が出来るかもしれないのです。更に、それが勝つ為のコツでもあります。

枠連は上記でも紹介した通り、的中確率が高いです。36通りしかありませんので、的中確率が高い一方、オッズは低くなってしまうという弱点があります。枠で当てる枠連よりも、馬番号で当てる馬連の方がオッズが高いのは普通ですよね。

しかし、これをゾロ目を狙うと解決できるかもしれません。その理由を説明していきましょう。

例えば18頭立てのレースで、買いたいと思っている馬の番号が1番と2番だったとします。この2頭の馬連を購入しようと思っていたけど、この2頭は1枠で、いわゆるゾロ目です。

その場合は『馬連で購入するのがオッズが高いのか、それとも枠連で購入する方がオッズが高いのか』を調べてから買いましょう。馬番号1-2の馬連は、枠連1-1と全く同じです。

この場合は、両方ともオッズを検索して高い方で購入するのが良いと思います。時には馬連よりも枠連の方がオッズが高い場合がありますので、うまい方を選ぶと勝ちやすくなっていきますよ。

外枠有利なレースを狙う

1枠から6枠までは2頭ずつなのに対し、7枠と8枠にはそれぞれ8頭の競走馬がいます。つまり、1-2の枠連では4頭しか選べないのに対し、7-8の馬連は6頭になります。競走馬の数が増えれば増える程に的中確率が上がる事は明白ですよね。

それではなぜ外枠の方が馬の数が多いのか…その理由は競馬は基本的には内枠が有利だからです。内枠を走った方が外から周るよりも馬が走る距離が少ないので、最後の直線で脚を残して置く事が出来ます。その分だけスパートをかける事が出来るようになり、内枠の方が勝ちやすいと言われているんです。

外枠に馬が多くても内枠の方が有利だったら意味がないと思っていると思いますが、実はそうではありません。競馬場の中には『外枠の方が有利なコース』というものが存在します。

  • 福島ダート1150メートル
  • 中山芝2000メートル
  • 京都ダート1900メートル
  • 札幌芝1200メートル

以上4つの競馬場は外枠が有利とされていて、それはデータにも勝率として残っているので確実です。つまり、必ずしも内枠が有利になっているという訳ではないんですね。中には外枠が有利なコースもありますので、更に枠連であれば外枠で1枠3頭も選べる訳ですから、内ではなく外が有利なコースに狙いを絞って枠連を購入していけば、かなり高い確率で的中を狙えるはずです。

固いレースを狙う

上記でも紹介したように枠連は基本的にオッズは低いです。有力馬目当てで購入した枠から穴馬がきて、奇跡的に高いオッズになる可能性があるのが枠連のいい所ではありますが、そんな奇跡はそうそうありません。枠連は当たる確率がかなり高い券種になりますから、その分だけオッズは低めに設定されます。

枠連で定期的に勝ち、回収率を上げる方法の一つに固いレースだけを狙うという方法があります。

固いレースを狙っていては回収率を上げる事ができないと思っているかもしれませんが、違います。枠連で回収率を上げるには極限まで的中率を上げる事に特化した方が良いです。当たりやすい枠連で稼ぐには、高い的中率でコツコツと勝ちを積み重ねていくという戦法がオススメです。

塵も積もれば山となる、です。勝てなさそうなレース、注目馬や抜けている馬がいないレース、読めない展開になりそうなレースは出来るだけ避けるのが鉄則です。これは枠連に限った話ではありませんが、自信のないレースは避ける事で無駄な出費を抑える事が出来るようになりますので、その分だけ回収率を上げる事が出来るようになっていくという訳ですね。

まとめ

一昔前の競馬ファンであれば「枠連懐かしい!」となるかと思いますが、ここ20年以内に競馬を始めた方であれば、一度も枠連を使った事がないという人も少なくないと思います。

特に最近の競馬は色々な券種があり、馬連もありますから、わざわざ枠連を買う必要がないと考えている人も多いですよね。

しかし、上記で紹介した方法を使えば勝ちやすくなり、枠連でもお金を稼ぐ事が出来ますし、何より枠連のいい所は自分が購入した馬の帽子の色を覚えておくと、初心者でもレースを楽しむ事が出来るという点です。

自分が買った馬がどこにいるか分からない…というのは初心者あるあるなので、そういった方にも枠連はオススメです。色を覚えておけばいいだけなのでレースを楽しむ事が出来ます。

往年のファンの人も新規の方も、一度位は枠連を使って馬券購入なんていうのもオススメです!